月. 4月 6th, 2026

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 6月24~25日に『しらこばと水上公園』で行われる近代麻雀水着祭2023が中止になったということについて個人的にはものすごく衝撃を受けている。私が衝撃を受けている理由は別にこのイベントに参加する予定であったからではもちろんない。

 ネットの意見は大まかに言えば『表現の自由の侵害だ!!』という類いの反発が大きい。そしてその矛先は共産党埼玉県議会議員団へ向かっている。正直、その気持ちはよく分かるのだがそこは一端置いておこう。

 私が衝撃を受けているのは『一度適正であるとしてイベント申請が問題なく通っていたのに2週間前に取り消しになった事』である。

 一度適正に許可がでてそれが取り消しになるというのは余程のことだ。言うならばジャンケンの後出しにも等しい行為であり余程の理由がなければ出来ないはずである。

 行政書士とすれば当然ながらその理由を知らなければならない。そうでないといざ自分がイベントの許可申請を行った場合に、一度申請が通ったのにイベント開催日から時間がない状況で却下とかになったら目も当てられないのだ。
 そのような状況になったら依頼人の怒りはどこに向かうのか? もちろん行政に向かうだろうが、申請を代行した行政書士に対しても怒りが向かうかも知れない。そのような事を考えると取り消しになった理由が気になるのは当然である。

 そのような理由から埼玉県庁と公園緑地協会へと確認の電話をいれてみた。

 埼玉県庁の方からは『直近のイベントで写真撮影の際に過激なポーズがありその改善を求めていた為されなかった事が発覚し貸し出し禁止となった』と判断を下した公園緑地協会から報告があったようである。

 そこで公園緑地協会の方に貸し出し禁止にした基準を尋ねたのだが、残念ながら担当者が留守とのことで明日かけ直すという旨を伝えておいた。

 さて、埼玉県庁の方の伝えてくれた返答を受けた段階で私としては、即座に『これは大事になりそうだ』と思った。

 私が大事になると考えた理由は二つである。

【理由1】直近のイベントでの過激と見なした撮影シーンであるが過激の基準はどんなものか?

 過激というのならばどこまでが許されてどこからが許されないという基準をはっきりさせてもらわなければならない。

 それにこの説明では、そもそもどうして許可が出たのか?
 改善していないというのならば、どうして事前にそこを指摘していなかったのだろうか?


 これは興行主である『近代麻雀』側が悪辣であったという事なのだろうか?

【理由2】貸し出し禁止以外の方法で是正は出来なかったのか?

 さて、もう一つの理由であるが基本的に公共施設が貸し出し禁止にするのは、ダブルブッキングなどのようなものや、100人しか入れない会場に1000人を呼ぼうとしているなどの物理的にどうしようもない場合になるのである。

 今回の『しらこばと水上公園』の貸し出し禁止はいくら改善がみられなかったという事情を考えても無理筋ではないか?

 今回のイベントが中止になった場合に、その影響は計り知れないのである。

 まずは単純なところで約170名前後のタレントが出場予定であるらしい(イベントの二日間での数だが重複してる可能性はあるので目安として)。この人達はもちろんプロのタレントなのでギャラが発生するだろうし、祭りと言うくらいだいだから来場者に向けてのフードコートも出るだろうし、タレントへの食事も必要になってくる。
 それにチケットの払い戻しも考えればその手間はものすごいモノになるだろう。

 簡単に言えば影響が大きすぎるのである。これだけの悪影響が出るというのならば貸し出し禁止という手段を執る前に是正勧告をすべきではなかったのではないか?

 他に取り得る手段を行わずに貸し出し禁止という最終手段をとるというのは公権力の濫用と称されても仕方のない気がする。

 もし、企業側が訴えた場合に冗談抜きで負けるのではないか?

 一度通った申請が突然不許可になるというのはジャンケンの後出し行為と言われても仕方がないというのが現在の私の考えである。

 今回の件は私にとって衝撃的すぎた。

 明日、公園緑地協会にもう一度確認の電話を入れるつもりではある。

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By 福川 要

 2021年6月に宮崎県の片隅でひっそりと行政書士事務所を開業中。  主な業務は、許認可関連、遺言状作成です。

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