
4月9日に投票が行われた統一地方選挙の前半が終わり、共産党が惨敗するという結果になった。
共産党は都道府県議の議席合計数を75議席としており、選挙前から24議席も減らすという大惨敗である。
それどころか新潟、福井、静岡、福岡、熊本の5県で、議席がゼロになるという壊滅的打撃を受けたと言っても良いのではないか?
さて、この共産党の歴史的惨敗に対して、共産党の執行部は『除名行為が原因ではない』という発言をしていたが、では一体何が原因なのだろうか?
記事では『力不足が背景にある』という表現をしていた。
党員除名が原因でないのならば力不足という返答であるが、実はこちらの方がよほど深刻である。
共産党の党員、支持者は高齢化が進みすぎている。共産党関連のデモなど見るとほとんどが高齢者というよりも後期高齢者であると言って良いだろう。
そして若い人達がほとんど見られない。平成22年には41万人だったのが、平成26年には30.5万人にまで減少しているという話である。
これが9年前のデータということを考えれば現在の党員数は20万人を切っているのではないか?
党員数減の主な原因は「党員の死亡」であるという党関係者の分析はおそらく正しいだろう。
共産党は本当に消滅の危機に瀕しているのである。
その共産党の消滅の危機が、今回の統一地方選挙の惨敗に繋がっているというのならば、今後共産党は議席数を失い続ける事になるのは間違いない。
共産党はもはや消滅の路線に乗ってしまったのだろう。
その路線はどうやら一本道で、その路線変更をすることももはや叶わない……
1922年の結党以来最大の危機を迎えた共産党はあと10年もつのだろうか?
そのために共産党がすべきことは、政府の挙げ足取りをするわけでなく、きちんと政策を精査し、きちんと自民党と論戦をかわすことである。
上げ足取りや審議拒否をしない。よくよく考えれば当たり前の事をすればよいのだが、それができてないから新規入党者がほとんどいないのだろう。
さて、共産党が消滅するのが先か路線を変更してきちんとした野党としての活動をするようになるのが先か。