金. 4月 10th, 2026
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 みなさんはNTTの新サービスである「脳の健康チェックフリーダイヤル」というサービスをご存知だろうか?

 簡単に言ってしまえば『認知症の疑いがあるかどうかチェックする』サービスである。

 NTTのホームページはこちら

 実際に私も電話をしてみたのだが、本当にかかった時間は30秒ほどである。私は二つの質問に答えるだけであった。

 質問内容はここでは触れない。予習をすることでチェックに支障が出たらいけないからである。ただし、質問の内容は本当に簡単なものであり、一般知識を問うようなそんな問題ではなかったので、気負う必要はなく気軽に受けてほしい。

 そこで、もし認知症の疑いがあれば専門家の受診をするというつもりで考えてほしい。

 いわば予備診療として考えておけば、認知症の早期発見につながると思う。

 認知症は誰でもなりうるものである。だからこそ、家族の人たちとすれば早期に知っておかないといけないと思う。
 なぜなら認知症となると民法上「意思能力のない者」とみなされる。この「意思能力のない者」というのは法律行為が無効となるわけだ。

 具体的に言えば……
「銀行預金の引出し」
「生命保険の加入」
「不動産の売買」
「介護施設の入所契約」

 などだ。特に銀行預金の引出しができなくなるのは早急に解決しなければならない問題であろう。例えば家族の生活費を入れている口座が認知症となった方の名義だった場合、引出しはできなくなってしまうことになる。

 家族が銀行に言えばすぐに引出せると思っている人がいるかもしれませんが、現在はそんな甘い考え方は捨ててほしい
 
 ちなみに身分証の提示、戸籍謄本とかを持って行ってどうにかなるレベルではない。

 原則的に裁判所が認めるという『成年後見制度』を利用する必要があると思ってほしい。この成年後見制度であるが申請して1〜2ヶ月はかかると思ってほしい。

 そう、認知症になるということはそれを支える家族がまずやらねばならないことが結構あるということを認識してほしい。

 これは『面倒、不便』とかの感情とは明らかに異なるベクトルなのでいくら憤ったところで無理なものは無理なのである。

 さて、この『脳の健康チェックフリーダイヤル』を使えば、専門機関に認知症の検査をしてもらうということもだが、法的な用意をするということにも使えるのである。

 本当にNTTは素晴らしいサービスを始めてくれたと思う。このNTTのサービスを利用しない手はないだろう。


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By 福川 要

 2021年6月に宮崎県の片隅でひっそりと行政書士事務所を開業中。  主な業務は、許認可関連、遺言状作成です。

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