
最近の為替市場では、円安が一気に進み日本経済悲観論が蔓延していた。
個人的には日本経済悲観論などせせら笑っている。その理由は、日銀がこの事態に動いていなかったからだ。日銀が動いていないということはまだ日本は対処するだけの能力があるということを意味しているからだ。
加えて、もともと今回の円安は日本に何ら問題があった結果、円安になったわけではなく。アメリカのインフレ対策により、利上げした結果ドルが買われたにすぎないのだ。言い換えればアメリカがインフレにより経済がガタガタになった煽りをくらったにすぎない。
アメリカ……ちゃんとせいよ……
さて、アメリカへの批判は本筋でないのでここではおいておこう。
2022年9月22日……ついに巨獣(日銀)が動いたのだ。

これは私のFXをスクショしたものである。
私は資金の面であまりドル円だとうまみがないので、メキシコペソ市場でFXをやっているのだ。急激な円安に乗り遅れたために私は最近、いくつかの仕込みを入れておいたがそれが実を結ぶのはまだmだ先である。
さて、いずれにせよ9月22日の17:00で『7.295』という最大値から21:00に『7.064』をつけている。
この急激な円高への転換(それでもまだまだ円安傾向ではある)は間違いなく『日銀』が為替介入を行ったのだろう。
私が為替介入を知ったのはTwitterのツィートであったあったのだが、せいぜい50~60くらい動いたのではないか?という印象だったのだが、チャートを見てビビった。
ええ、本当にビビりましたよ。
FXをやっている人はわかっていると思うのだが、FXには『ロスカット』という強制取引決済が存在する。損失が資産を食いつぶし、既定の額を下回った時にロスカットが発動するとその段階で『損失が確定』してしまうのである。
さて、この数か月の円安傾向のため、多くの人が円安に対応したFXを行っていた。
そして、ここで日銀が動いたのである。
単純に1ドル=80円台の円高時に購入したドルを、一ドル=150円台で利確しただけであるのだが、その額がすさまじいものであるのは容易に想像できる。
しかし、日銀がそこまで利確した一方で、確実に損失を出した者たちは確実に存在している。
先ほども言ったのだが円安に対応したFXをやっていた者たちだ。間違いなく今回の為替介入で多くの者たちがロスカットの餌食となったことだろう。
ファンドや個人投資家は相当数が破産したのではないか?
20世紀末のアジア通貨危機で日本に喧嘩を売ってきたファンド(俗にいうハゲタカ)は日銀が介入を行った結果、文字通り蹴散らしてしまった。本当にすさまじいばかりでいくつものファンドが倒産したし、何人かは行方不明になってしまったくらいだ。
日本銀行は滅多に動かないが、ひとたび動いたら本当にまとわりつく者たちを『意図せず』に薙ぎ払ってしまうのだ。
日本経済が落ち込んでいるということで、アジア通貨危機のようなことはできないのではないかという可能性も考えていたのだが、まったく杞憂だった。
日銀はやはり巨獣であったのだ。
ハゲタカ達は再び日銀の恐ろしさを思い知ったことだろう。
私は頼もしさと同時に恐ろしさを感じた。
日本という国は一見おとなしいが、本当に怒らせてはいけない国であるのは間違いない。