
高市首相の台湾へ言及したことが大きな波紋となっているのは皆さんもご存知の通りだと思う。
想像以上に中国政府の反発が酷いと感じている方も多いことだろう。
だが、基本的に中国は日本に対する外交カードが何もない。いや、より正確に言えば外交カードが『しょぼい』のだ。
今回、中国が日本に圧力をかけるために切ったカードがしょぼすぎる。
①レアアース輸出禁止
②日本産海産物輸入停止
③日本への渡航規制
④パンダの貸し出し禁止
……弱い。いや、弱すぎる……
なんだ?このしょぼすぎる外交カードは?
外交の場なんてものは、どう考えても戦争の縮図のようなバチバチに国家の利益がぶつかる場のはずだ。その戦場に持ってくる武器がこれか?
しかも……
パンダ?
おいおい、中国政府の外交部の揃いも揃って頭でも打ったのか?
そうでないと説明がつかないレベルのお粗末さだ。
しかも、最近のニュースで日本のミュージシャンが中国公演を行うのを邪魔したというのがあった。
いや、真面目な話、やっていることが嫌がらせでしかないという事実は、中国が切れる外交カードがほとんどないということを意味しているようにしか私には思えない。
もちろん、これは外交のイロハも知らない妄言であると切って捨てても良いのだが、それでも多くの人達がそれを感じているのではないか?
それがわかっているから高市首相は発言を撤回しない。
そう考えれば高市首相の言葉は中国の手足を縛る鎖となったとは言えないか?
日本が台湾有事に介入の可能性を示しただけで中国は日本に対して嫌がらせレベルの外交カードを切ることが出来ない。そして台湾に侵攻する事ができないという事実は戦争を未然に防ぐ一員になったとは言えないだろうか?
そう考えると私には高市首相の発言は歴史的にものすごく意義のあった事であると言えるだろう。
ちなみに外交カードがなくなった中国はアメリカに事実上泣きついたのであるが、これにより実は台湾は単に国内問題ではなく外交問題という事になってしまった。アメリカは台湾侵攻に対していわば大義名分ができたわけでもある。
今までは『内政問題』であると言っていたが、中国自体がそれを外交問題にしてしまったのは間抜け以外のないものでもない。
その意味でも高市首相の発言は戦争を止めるものであると言えるだろう。
そして高市首相はどんなに批判(おそらく批判しているのは野党支持者達=少数派)を受けても発言の撤回はしない。
高市首相は一代で一国の総理までのしあがった人物だ。その政治的手腕と時流を読む力は半端なものではない。
今回の中国の醜態はしばらく続くことだろう。中国の醜態は周辺国に大きな影響を及ぼすことだろう。
中国は今回の件で大きな深手を追うかもしれない。