
自民党の不祥事に対して、野党が気勢をあげている。
そのこと自体はまったく問題ないのだが、問題は野党の支持者の中に「民主党政権はよかった」とかいう意見があることである。
その意見の中でも宮崎の口蹄疫が拡大したのは『宮崎県の落ち度だ』的なものには宮崎県民としては当然、怒りを持つ。
当時の民主党政権での農林水産大臣は赤松という男であった。
あの男は県側の要請をことごとく無視したのは純然たる事実である。
実際に当時の県側は、貴重な種牛を口蹄疫の被害から避難させようと農林水産省へ働きかけていたというのに、当時の民主党政権はこれを無視した。
結果、口蹄疫のために宮崎県は種牛を処分せざるをえなかったのである。畜産関係者の無念を考えるとはらわたが煮えくりかえる気分である。
それなのに野党支持者は、宮崎県の怠慢が原因だと主張しているのだから、『ざけんな!!ボケ!!』というのは当然である。
実際に宮崎県であれ以来民主党の人間が宮崎県の小選挙区で勝つことはないし、少なくとも口蹄疫の記憶を持っている人がいる限り民主党議員だった人間が宮崎で小選挙区を勝つことは出来ないだろう。
そもそも民主党政権が口蹄疫できちんと対応していれば、現在も民主党の議員だった者が宮崎県の選挙に出て当選しているはずである。
だが現実はどうだ?
民主党系というだけでまったく箸にも棒にもかからないというこの現実だ。
私が民主党がいかに名を変えようとも関係ないという態度を取ろうとも、忘れてはいない。『悪夢の民主党政権』という言葉があるが、悪夢どころではない完全に日本国民にとって最悪の政権だったのだ。
そして、民主党の罪で最も罪深いのは、未だに民主党政権の総括を『やっていない』ということである。
10年以上も何をしていたのだ?
何も反省をしてないではないか。
総括をきちんとして改善点を発表するのならばまだしもまだ何もやっていないような連中に政権運営能力があると本気で思っているのか?
もう、過去のことだから忘れてるだろと思っている野党支持者の浅はかさには憐れさすら覚えるほどである。
人間はやられた怨みは忘れたりしない。『怨みは忘れました』等という言葉はフィクションの中だけだ。
嘘だと思うなら、『忘れました』『許しました』と主張する人に対して『復讐の機会』をノーリスクで与えたらどうだろうか?その復讐の機会を放棄するだろうか?放棄する人はものすごく少数派であろう。
そんな極少数の例は完全に非主流派であり、誤差の範囲でしかないのだ。
野党支持派はどうもその辺りの認識が甘いと思う。
私が民主党関係者を見直すとすれば、『民主党政権を総括し、改善点を打ち出す』それをしてからやっと、選択肢に入れる事ができるというレベルだ。
それすらしていない民主党系の政党を私が支持することは永遠に来ない。それは大部分の日本人の主流的な考えであると思う。