
日テレ系列局・元経理担当幹部が「24時間テレビ」募金など1100万円超を着服…同系列・読売テレビでも“不正請求”発覚
この幹部社員だが、報道で名前も出てる。正直意外だった。こういう時に実名報道はないという印象だったからだ。
それだけ、マスコミ関係者も今回の件はマズイと考えているのだろう。
そう、今回の件は桁違いにマズイ
何しろチャリティー番組の信用を一気に失墜させたからだ。
出演タレントにギャラを出す事で偽善チャリティと揶揄されていた24時間テレビであるが、10年前からテレビ関係者の酒代になっていたというのだから、もはや洒落になっていないレベルだ。
実際に日本海テレビの会長は辞任、社長も給与三ヶ月返上ということらしい。
だが、この程度の事で失った信用は取り戻すことは出来ないだろう。
ひょっとしたら、このテレビ局に広告を出している企業は広告を取りやめる企業が大量に出るかも知れない。
取材に対して罵られるかも知れない。
それも仕方の無いことだ。それだけ今回の件は質が悪すぎるからだ。
ただ、ほとんどの人は驚くような事はしなかっただろう。むしろ「やっぱそうか」という感想の方が多かったのではないか?
私はもちろん「そりゃそうだろ。やるに決まってるよな」という感想しかでない。それというのもあの番組の寄付というのは領収書を発行しているわけではないからだ。つまりいくら支払われたかというのを証明する手段がなく、いくらでも横領し放題というわけだ。
ということは各テレビ局で同様のことが起こっている可能性が非常に高い。
なぜならば、先に述べたようにいくら寄付金が集まったかを調べる術がない以上、他のテレビ局でも同じ事が起こっていると考えるのは不思議な事ではないだろう。
そして、最もこの事件でテレビ局にとっての問題は『着服が実際にあったことが可視化された』ことである。今までは疑惑でしかなかった。だが今回の件で事実として認識された以上、これまでのようには絶対に行かない。
当然ながら着服されないような手立てを考えなければならないが、事実上これは非常に難しいだろう。なぜならばどんなに再犯防止に取り組んだところで、いくら寄付金が集まったかその場で確認する事が出来ないからである。
その確認が不可能な以上、いくらテレビ局が不正はなかったと言ったところで疑惑は絶対に消せないのである。
もちろん、これは『悪魔の証明』というやつで、それを求める事自体がルール違反というものだが、かつて加計学園の件で報道関係者は安倍元首相を執拗に悪魔の証明を迫っていたのできちんと自分達の無実を証明し続けてくれることだろう。まさか人には責任を迫るが、自分達はやらない、できないという事はしないだろう。
私にはどうやれば良いかとんと思いつかないのだが、マスコミの方々はやってくれるのだろう。
しかし、来年も24時間テレビが放送される場合、この日本海テレビは一体どのようにして放送するのだろうか?
個人的にはそちらの方が気になっている。