
北海道の奈井江町で熊駆除に対する報酬で猟友会が協力を辞退したことに対するニュースがあった。
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「報酬が不十分」として猟友会が“クマ駆除”辞退 奈井江町は報酬増額を検討も猟友会側は「終わった話」 北海道奈井江町
北海道では昨今、熊の被害が増えており、その対応として猟友会に『協力』を要請しているわけだ。熊の駆除という危険極まりない仕事に対して報酬を出すことを奈井江町が渋ったというのだ。
この事に猟友会が「この価格ではできない」と断ったという話である。この事態に慌てて奈井江町が報酬の増額を検討しているという話だが、猟友会は「終わった話」という返答でつれない返事である。
奈井江町の議会、行政は「金の問題」と思っているのだろうが、私が思うに猟友会が奈井江町の依頼を断ったのは報酬だけが問題ではない。それは枝葉末節でしかない。
猟友会が断ったのは奈井江町が猟友会を『舐めた』からだ。
もちろん、面と向かって『お前ら猟師はアホだから俺達が言えばほいほい応じるだろう』という事を言うような事は決してない。だが言葉に出さないだけで心の中で間違いなく舐めている。
その舐めるという心情が「報酬を低く設定する」という行為に現れている。
人間は『舐められる』という行為に嫌悪感を持つのは当然だし、舐められるという行為を察する能力は凄まじく高い。
奈井江町の担当者と交渉をしてきた猟友会の方々もそれを敏感に察したのだろう。
基本的に自分を舐めている者と付き合うとこちらが疲弊することになるので、さっさと縁を切ることオススメする。もちろん、それが難しい状況も多いので、義務以上のことはやらないということは徹底した方がいいだろう。
猟友会は間違いなく奈井江町に対して不信感を持っている。奈井江町がやるべきことは今までの非礼を町長レベルが謝罪して真摯に猟友会の要望に応える事であろう。
現実に猟友会の熊駆除に関する影響はものすごいことは誰も否定できないだろう。
その事を見誤った奈井江町は修正のために大きな労力が必要になる。相手を舐めては絶対にいけないということである。