火. 4月 7th, 2026
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 今日の午後に驚きの判決が出た。

 それは札幌高裁の判決である。

 同性婚認めないのは憲法違反 札幌高裁 2審での違憲判断は初

 同性婚を認めない現行の民法の規定は憲法違反であるという高裁の判断が初めて発せられた。

 個人的には将来的には同性婚は認めざるを得ないと考えてはいる。断っておくが、私はLGBTとかジェンダーなどの思想的、人権的な配慮とかの理由で同性婚を認めざるを得ないと言っているわけでは無い。実務的な理由で認めざるを得ないと考えているのである。

 どういうことかというと現代社会において外国人との交流は不可避である。私たちが子どもの頃には地方には外国籍の方はほとんど見なかった。だが、今はどうだ?地方にも外国人を見かけることが多くなっている。
 宮崎県に住んでいる私でさえ、街中で外国籍の方を見かけることは普通になった。おそらく東京などの首都圏はこんなものではないだろう。それだけ人の交流が活発化しているという現実を考えると国際結婚もそんなに珍しいものではないだろう。
 その中で同性婚を求める外国籍の方々と結ばれたいと日本人の方々が出ても不思議では無い。

 そうなった場合に同性婚が制度として確立している国に行きそこで結婚する。同性婚のカップルが出たとしよう。外国では婚姻相手として認められているというのに、日本では同性婚が認められていないために赤の他人という事になってしまう。

 そうなると相続だけで無く扶養控除などが受けれないなどの実支障が出ることになるのである。

 そう考えると私としては同性婚を認めざるを得ないのでは無いかという考えに至っているのである。

 今回の高裁の判決で「同性婚認めないというのは違憲」という判断が出たことに対して私は驚いた。実務や社会通念上で同性婚を受け入れる下地が出来ていると高裁が判断しているという事と私は考えている。
 
 だが高裁で判決が出たからといって確定では無い。

 最高裁がどのような判断を下すかまだ未知数だからだ。

 個人的には最高裁の大法廷で審議されることになると思う。だが、最高裁は違憲判決を出す事に対して結構慎重である。それは保守的であるとか、頭が固い等という下らない批判では無い。最高裁は自分達の出す判断に対してその影響力の大きさを熟知している。だからこそ、簡単な判断を下すことは無い。

 私は実務の面から認めざるを得ないであろうと考えているとは先程述べた。これは別の言い方をすれば「やるやらない」の段階では無く「いつやるか」の状況なのだと思う。

 私は今回の訴訟では「まだ」違憲判決が出されないと思っている。

 まだ日本社会は同性婚への受け入れ体勢が整っているとは言えないと思っている。それには長い時間がかかると言える。
 だからこそ、今回の件は最高裁がどのような判断を下すかに非常に興味がある。

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By 福川 要

 2021年6月に宮崎県の片隅でひっそりと行政書士事務所を開業中。  主な業務は、許認可関連、遺言状作成です。

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