
岸田総理がウクライナに訪問して『必勝』の文字の入ったしゃもじをゼレンスキ-大統領に送った事に対して、ネット界隈ではその意図に対して考察が行われている。
しゃもじが『戦勝』祈願として奉納されるようになったのは、日『露』戦争に出征する兵士達が行った験担ぎに由来するそうだ。
しゃもじは『飯を取る』ための道具であり、それをもじって敵を『召し捕る』という験担ぎになったという話である。
日本には言霊信仰というものがあり、発する言葉には言霊が宿るという文化がある。
戦場という極限状態の場所に行く者達にとって験担ぎというのは決して軽視することは出来ないものだったのだ。
戦争と縁遠い日本であるが、この手の風習はなくなることはない。
受験生に『すべる』『おちる』は禁句というのはその一つの表れなのは間違いないだろう。
多分、ウクライナ側は最初、しゃもじを送られたときに『なんだこれ?』と思った事だろう。
だが、すぐにしゃもじを送ることの意味を調べていけば、『日露戦争』勝利に対する験担ぎである事はすぐに知られることになる。
岸田総理がそこまで強いメッセージ性を込めていたかどうかはわからない。だが、そおは問題ではない。
問題なのは一国の首相が送った戦勝祈願の験担ぎのモノを送ったという事実である。
これは国際社会に明確な日本はウクライナ側に立つことの宣言である。というよりもそう取らない方がおかしいというものだ。
私個人とすればウクライナ側に立つというのは賛成だ。別にウクライナが正義と考えているからではない。
単にウクライナの勝利が日本の国益に繋がるからである。そのためウクライナには是非ともロシアに勝利してもらいたいと思っているのである。別の表現をすればロシアに負けてもらいたいのである。
もしロシアがウクライナを併合すればそれは必ず「じゃあ我が国も」と考える国がでる可能性があるのである。そのためにはロシアにはウクライナ侵攻を失敗してもらわねばならないのである。
そのため、岸田総理がウクライナに戦勝祈願の一品を送ったことは日本の国益にかなう行為であるのである。
ところが……
ところがである。
立憲民主党を始め、野党は岸田総理がしゃもじを送ったことを責め立てている。
日本の野党ははっきり言って、ただ単に反対意見を述べるだけの存在でしかない。はっきりいって何ら建設的な政策を行うことの出来ない存在である。
野党はもう少し真面目に考えてくれないか?
ウクライナの勝利、ロシアの失敗は日本音国益に繋がる行為であり、それを岸田総理はしゃもじ一つでそれを表明したのだ。しかも、しゃもじを送るという行為の意図は岸田総理や日本政府の公式見解ではなく、周囲の者達が意図を推察しているに過ぎない。
個人的には非常に巧みな外交だと思わざるを得ない。はっきりいって私のような外交のど素人でも「メッセージ性が強い。しかし言い訳もしやすい」というものなのだ。
岸田総理が侮れないと思うのはこういうところだ。
それが分からずただ反対しているだけの野党に対して誰が期待するというのだろうか?
少なくとも現在の野党に私は価値を見いだすことは出来ない。