
先日、2ちゃんねるの創始者であるひろゆき氏が辺野古の米軍基地移転への抗議活動の現場に行くと看板の前で記念写真を撮り「誰もいないので0日にした方がよくないですか?」と言う類いのツィートをしたのだ。
その事に対して沖縄の新聞社である『琉球新報』が取材を断ったという話が入ってきた。
私はこの出来事から完全にマスコミが敗北したと考えている。
どうしてそう思ったのかを説明しようと思う。
【ぶっちゃけ後手に回っている】
もう今さらであるが、新聞やテレビなどのメディアに対して『オールドメディア』と呼ぶ風潮が生まれている。
私は個人的にこのオールドメディアという表現は正しいと考えている。
実際問題として、テレビや新聞から流れてくる話題ははっきり言って『遅すぎる』のだ。
報道番組を見ていて、ネットを賑わした話題が2~3日程経ったときに流れているのを見たことがないだろうか?
それにNHKのニュース番組でも話題のネット動画とかを紹介しているという状況だ。
ここで思わないだろうか?
『ネットで見れば良いのでは?』
スマホを持っている人からすれば、わざわざテレビのニュースなど見なくてもすでにネットで情報を仕入れているのだ。
テレビや新聞が影響力を持つに至ったのはやはり情報を『最初』に届けることができたからだろう。正しい間違っているの是非は置いておいて、人間は一番最初に触れた情報が一番大きな影響を与えることが出来るのは当然だ。
ネットの発達は新聞、テレビからこの『最初に情報を届ける』という優位性を奪ったのだ。
その結果、テレビの視聴率は下がり続け、新聞の購読数は下がり続け、影響力をどんどん落としているのである。
この流れをおそらくマスコミは変える事は出来ないだろう。能力の問題ではなくネットの速度にはどうやっても太刀打ちすることは出来ないのである。
【ひろゆき氏の方がマスコミよりも情報発信が早い】
さて、テレビや新聞が先のひろゆき氏のツィートに対して責め立てているが、それを上回る速度でひろゆき氏が情報発信しているので、マスコミがいくらひろゆき氏を責めても支持が広がらないのだ。
新聞やテレビが『ひろゆき離れ』を煽ったところで、即座に「フォロワー数増えてます」と反論すれば、マスコミ側から再反論は速度が遅い、するとネットを見ている人達からすれば再反論がないためにいわゆる論破されたという結論にいたる。
そして、再反論が出たところで「え?今さら?」という空気になり結果としてマスコミの敗北の印象が大きくなってしまうのである。
さて、そんな時に琉球新報『が』ひろゆき氏に取材を申し込んだのである。
しかし、その取材は結局の所実現しなかった。琉球新報の方から取材することを取りやめたらしい。取材を取りやめた理由はひろゆき氏が取材の状況をYouTube配信をしたいという条件が提示されたので、準備が整っていないという理由で取りやめたらしい。
【琉球新報の気持ちもわかる】
さて、この情報がTwitter上へと流れると、琉球新報への批判が一気に高まった。
批判の内容の代表的なものは
『編集できなくなるから避けたんだろう』
『逃げんな』
『真実の報道を謳っておきながら情けない』
という類いのものである。
琉球新報が切り貼りしてひろゆき氏をやり込めようとしていたかどうかは正直な話わからない。だが、個人的にはひろゆき氏がYouTube配信してしまえば最初に情報を届けるという優位性を失ってしまうのは間違いない。
考えてもみて欲しい。
琉球新報がひろゆき氏を取材したとしても、その内容を同時配信されてしまえば、そんな古い記事など誰が読みたいだろうか?
内容以前に情報伝達の速度で圧倒的に敗北している以上、もう最初から敗北が決まっているのだ。とてもではないがやる気など出ないことだろう。
もうどう考えてもオールドメディアがかつての影響力を取り戻すことは出来ない。
報道機関にとって残酷な現実ではあるがこればかりは受け入れるしかない。
正直、琉球新報が取材をやめた理由もわかる。だが、自分から取材を申し込んでおきながら中止するというのは悪手であるのは間違いないだろう。
マスコミの敗北がさらに広がってしまったという悲しすぎる現実で締めくくろうと思う。