
さて、私自身先日Twitterで知ったのだが、10月16日(日)は『宅地建物取引士』の国家試験であったのだが、もう一つ国家試験が10月16日に行われていたのだ。
その試験とは……
『土地家屋調査士』である。
土地家屋調査士とは八士業の一つである。八士業は大変強い権限を持っており、職権で他人の戸籍などの個人情報を取得することができる。また、それぞれの独占業務が国により保証されているのも強い職種だ。
だが、各士業の違いというのはほとんど関係者以外には知られていない。
土地家屋調査士という資格は名前だけ知っていたのだけど、最近になって土地家屋調査士の仕事の成果を知ることができまして、「あ~なくてはならない仕事だな」と実感している。
土地家屋調査士の杉山賢司先生のYouTubeチャンネルであるがこれは『土地家屋調査士とは?』という根本的な疑問にこたえてもらえると思う。
さて、ここまでは土地家屋調査士という言葉についての紹介である。それではこれからタイトルにあるように土地家屋調査士と司法書士の違いについて簡単に説明していこうと思う。
【土地家屋調査士も司法書士も『登記』の専門家】
土地家屋調査士も司法書士もどちらとも『登記』の専門家である。
登記とは『法務局の持つ土地、建物に対する記録』である。すなわち『この土地は誰のもの?』『この建物は誰のもの?』『土地に抵当権はついてないかな?』とかの情報を登記簿から読み取ることができるというものだ。
まぁ登記簿というのは不動産関係者や中古住宅を購入の検討などの限られた事情がないと見ることはほとんとないと思う。
では土地家屋調査士と司法書士のどちらも登記の専門家ということであるが、それでは両士業にはどんな違いがあるのか?
ものすごく簡単に言えば、登記するのが『新築』であれば土地家屋調査士、『中古』の時は司法書士ととらえていると大きな間違いはないといえる。
登記は大きく分けて二つに分かれる。
それは『表題部』と『権利部』の二つだ。
表題部に記載されているのは「新築物件の形式(平屋とか二階建てとか)」であり、それは土地家屋調査士の出番というわけである。それというのも表題部の登記は家屋調査が必要であり、それは土地家屋調査士の独壇場であるのは間違いない。
そして権利部に記載されているのは「物件に誰がどのような権利をもっているのか」であり、司法書士の領分となる。
登記の際に『表題部』に関する事か『権利部』に関する事なのかでどちらの先生に頼むのかということを選択すれば間違いはないといえるだろう。
もちろん、土地家屋調査士も司法書士も業務はこれだけでないので、それぞれの担当業務をおさえておいてほしいものであるが、大部分の人にとっては『新築物件は土地家屋調査士』『中古物件は司法書士』に頼むということを覚えておけば良いだろう。
この記事がきっかけになって士業の仕事が認知されればと思う。