木. 4月 9th, 2026

 マイナンバーカードが免許証、保険証と共用されることになり、それに伴いマイナンバーカードの義務化が決定した。

 その事に反発する人達が思いきり政府を責め立てている。

 ただ、その反対する人達の主張があまりにも首を傾げるような主張のためであるために、『何をそんなに怒ってるんだ?』というのが私の正直な感想である。

 ではどうしてそう思ったのかを書いていこうと思っている。

【そもそもマイナンバーにどうして各種証明書が統合されるのか?】

 まずは何をおいてもここを明らかにしなければならないだろう。

 保険証は多くの方がお持ちのことであろう。まずは自分の保険証を確認して欲しい。そkに書かれている情報は基本的に『名前』『住所』『年齢』『性別』くらいだろう。あと強いて言えば『有効期間』と『保険の種類』くらいだ。

 さて、保険証に写真が載っている人はどれだけいるだろうか?

 私も全ての自治体が発行する保険証を把握しているわけではないが少なくとも宮崎県の保険証には本人確認用の写真が載っていないのである。

 さて、この保険証に写真が載っていないために色々な不正が起こっているという話である。

 簡単に言えば保険証を持っていない人に保険証を貸し受診するというような不正である。はっきり言えば健康保険を払ってない人が医療保険の恩恵を受けるというのはやはりおかしいだろう。
 医療関係者も保険証を見て、目の前の人物が本当にその人かを確認する術がないのである。

 しかも場合によっては、外国人に保険証を貸して医療保険の恩恵を受けているような事例もあるそうだ。日本に働きに来ている外国人のうち健康保険に入っていない人が病気、ケガで病院にかかる必要になった場合に会社の人が貸すという事もある。
 だが、これは明らかに不正であり、厳しい言い方をすれば公金横領に等しい行為であると私は思っている。

 このような不正はやはり保険証に本人確認用の写真が載っていないことが問題であろう。マイナンバーカードに保険証を統合することでこのような医療保険の不正はかなり減らせるわけだ。

 それにマイナンバーカードの有効期間は約10年であり、一々保険証を毎年送る必要もなくなるわけだ。
 行政事務の簡略化、不正防止に対する期待の二つの点だけでも統合の利益はやはり大きいと思う。

 そして義務化するのは各種証明書を個別に配布するのを廃止するために、義務化という手段をとらないと身分証明の手段が失ってしまうのだ。そうなると義務化という手段にも合理的な理由があると思う。

 さて、ここからは反対派の主張を見ていこうと思う。主張は多々あるのだが、私としては「おいおいそれはないだろう」というものをピックアップしてみた。

【反対派の主張1】監視されているようで気分が悪い
 まずはこの意見だ。

 はい結論から言いましょう。

 『今さらですか?』

 みなさん、スマホもってますよね?そのスマホはiPhoneですか?それ以外のスマホ(Android端末)ですか?
 
 どちらにしてもスマホは持っている事でしょう。それならばAppleID、Googleアカウントは当たり前のようにもっていますよね?だって、スマホを持っていると言うことは『アプリ』をDLすることでしょう。そうなればAppleIDとGoogleアカウントが必要となります。

 さて、そのうちネットショッピングを始めますね?

 ネットショッピングをする際にクレジットカードを登録しますね。登録したクレジットカードには銀行の口座の情報と繋がってますよ?

 Amazonを利用したことはありますか?
 楽天を利用したことはありますか?

 あなたの名前と住所を登録しますよね?

 一度でも利用したり、検索すると「あなたへのおすすめ」が出ませんか?

 高速道路使ったことないですか?あなたの車にETC付いていますか? いつ、どこに行ったかの記録は当然ありますよね?
 監視カメラは至る所にありますよね?

 犯罪行為が行われればいつでも警察に提出されますよ?

 そうです。我々の個人情報なんてとっくの昔に企業や国に管理され、監視されてますよ。

 それをマイナンバーカードだけなぜ問題になるんでしょうね? 確かに日本政府の情報の管理に対して信頼できないという意見はよく分かるんですけど、もはや我々は監視され、管理されているというわけでなのだから今さらマイナンバーカードごときでビクビクしても仕方ないんですよ。

 われわれの生きている社会というのはそういう社会なんです。ただし、そんな監視、管理というのは犯罪行為のような場合でなければ我々の生活、行動を制限するものではないのですよ。

【反対派の主張2】紛失したらどうするんだ!!

 『そもそもなくすな!!』

 以上

 本当にこれだけど、これではあんまりなのでもうちょっと書こうと思う。

 まぁ人間である以上、うっかり紛失するということもあるだろうが盗難に遭ったときが問題になる。

 盗難に遭ったときは当然ながら何の責任もあるので、その時は何らかの救済措置が必要であるのは間違いない。
 もし紛失したときは免許証、保険証も兼ねているので、マイナンバーカードを紛失したら再発行に一月ほどかかるので、その間、車は運転できない。病院を受診できないということになりかねない。

 まぁそういうのは、警察や役場で免許取得証明書などを発行して対処すれば良いのではないだろうか?もちろん、その資格証明には身分証明のために顔写真を載せるし、マイナンバーカードが再発行されれば資格証明書と交換すれば良い。

 もし、資格証明書を持ってないとかのウソをついたら罰則を規定しておけばよいのだ。

 再発行まではそのような救済措置を定めておけば問題はないだろう。

 さて、とりあえずこの二つの反対派の主張に対して、私はどうしても導入するだけの利益を上回るとは思えないのである。

 この辺りの反対派の主張に対しては私ははっきりいって全く同意できない立場であることを宣言してこの記事を締めくくりたいと思う。

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By 福川 要

 2021年6月に宮崎県の片隅でひっそりと行政書士事務所を開業中。  主な業務は、許認可関連、遺言状作成です。

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