
先日、こんなクレームがあったらしい、『公務員がアイスを食べている!! けしからん!!』というもので、休憩時間に公務員がアイスを食べていた事に対してクレームを言ったらしい。
最近はこの手のクレームに対して、多くの人が『なんで公務員が休憩時間にアイス食べたらおかしいんだ?このクレーム入れるやつこそおかしい』という主張をしている。実に喜ばしいことだ。
そもそも公務員が休憩時間にアイスを食うことの何がもんだいなのだ?
もし法的に問題があるというのなら何という法律の第何条の条文に記載があるのかぜひご教授していただきたい。できるものならばな。
さて、今回の記事において実は法的根拠を求めることは主軸ではない。
私が公務員のクレーム(というより蔑視というべきか?)でよく言われる『税金で養われているくせに』というフレーズだ。
そもそも公務員は税金によって養われているのか?
『当たり前だ!!このバカは何を言っているんだ!?』という反論がありそうではあるが、私はそうは思わない。
公務員を養っているのは、『国』『地方公共団体』であるからだ。そう公務員というのは国・地方公共団体に雇われている労働者にすぎない。
労働者であるという前提を考えれば、公務員もサラリーマンも同じだ。
そう考えれば会社に雇われているサラリーマンの給料は会社が得た報酬から出ていることがわかる。だが、会社への報酬を出してくれた相手に養われていると考えるだろうか?
それは絶対にないだろう
なぜなら報酬とは仕事を行った対価だからである。何らかのメリットを相手の企業へ提供した対価である以上、養ってもらっているという意識が生まれるはずはないのである。
さて、ここで話を公務員へと戻す。
公務員をやとっているのは国・地方公共団体である事は既に述べた。国・地方公共団体は税金を徴収しており、その対価として様々な公共サービスを国民、住民へと提供しているのだ。民間の会社と違うのは前金である事であるが、国・地方公共団体を税金という形であらかじめ受け取っている。
順序は確かに逆だが、報酬(税)に対して仕事(公共サービス)を提供するというのは同じだ。公共サービスを提供していると言うことは国・地方公共団体と国民・住民はあくまでも対等の関係なのだ。
この対等という関係を考えれば『公務員を税金で養ってやっている』という考えがいかにおかしいかを理解、共感までいかなくとも、疑問まではかんじてもらえるのではないか?
公務員に高い倫理性を求めるのもわかる。
国民・住民のために働くのもわかる。
だが、それは職務上の義務であり、その職務上の義務に『国民に蔑まれる』ことなど含まれてはいない。
あくまでも対等の関係なのだから互いに礼節をもって接するようにしたいものだ。