
この類いのメッセージはお使いのスマホに届いたことのある方は多いのではないだろか?
ほとんどの人は、このメッセージを詐欺だと断定して、『はいはい』と削除することになると思う。しかし、人によっては『国税庁』の文言に少しばかりギクリとしてしまう人もいるかも知れない。
個人的には『国税庁』の文言に身構えた人を笑う気にはなれない。私自身、このメッセージが来たときに身構えてしまったからだ。
というわけで、このメッセージを送ってきた番号を『検索』してみたが、これといった情報は仕入れることは出来なかった。
ということで次は『国税庁のホームページ』へと飛んでアドレスを確認したら『https://www.nta.go.jp/』であり、まったく送られてきたアドレスとは別である事を確認して、完全にただ国税庁の名をかたっている詐欺である事が確定した。
私としては安心するための確認であったのだが、なぜ安全を求めたのかということを考えてみた。
安心を求めて確認したと言うことは私は『国税庁』を名乗るメッセージに不安を感じたということである。
私は適正な納税をきちんと行っているため追徴金が課されるような事は一切していない。しかし、税制度は複雑であり加えて難解だ。そのために見落としがあるのではないか?と不安になったわけである。
そこから詐欺とは感情に訴えるものであると私は考えた。
人は感情によって動く一面があるのは否定できない事実であろう。
感情に訴えるのは、自尊心をくすぐるのも欲望を煽るのも……そして不安を煽るのもすべて同じ事なのだ。
うまい話が舞い込んだ時、いいかえれば感情が『ゆさぶられた』時ほど落ち着いて考えるべきとも言えるだろう。
詐欺師は感情を揺さぶりに来るものだと認識しておくのも自衛のためには必要な事であると言える。