金. 4月 3rd, 2026
 さて、みなさんは『補助金士』と呼ばれる資格をご存じだろうか?

 私はつい先日Twitterで知ったのだが(補助金士のサイト)、名前からわかるように補助金に関するコンサル業の資格らしい。

 コンサルタントとは別に資格など何も必要のない職種だ。極端な話、『自称』とも言える肩書きだ。誤解しないで欲しいのは別にコンサル業を下に見ているわけではない。むしろ、『自分の能力だけで生きていくことになる』という茨の道を進んでいるので正直すごいというのが私の感想だ。

 さて、当然だがこの補助金士というのは、国家資格ではなく『民間資格』である。別に民間資格が悪いと言っているわけではないのだが、民間資格を持っていたところで何も法的な恩恵を受けられるものではない。

 民間資格は能力の証明にはなるかもしれないけど、何ら独占業務を得られるわけではないのだ。

 ただ、この補助金士の資格を持っているに関わらず、補助金に対するコンサル業務は可能だ。だが、申請業務は『できないもの』もある。
 なぜなら、補助金を出しているのは行政機関であるものもあるからだ。行政機関に申請業務を行うとしてその代表的なものは行政書士が頭に浮かぶかも知れないが、別に補助金の申請業務は、行政書士の独占業務というわけではない。
 ただ、報酬を得て行政機関に申請業務を行うのは所謂、行政書士などの『国家資格をもった士業』しかできないのだ。

 さて、『補助金士』について話を戻す。

 先程から述べていたとおり、補助金士は民間資格であり、コンサル業務(相談業務)までしかできない。個人的には申請書作成までいってしまうと行政書士法違反として罰せられる可能性があると思っている。

 補助金士という資格を作るのは別に構わないのだが、その辺の『業際』の指導はきちんとしておいてもらいたい。

 補助金士が行政書士法違反で逮捕されるようなことがないようにしてほしい。

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By 福川 要

 2021年6月に宮崎県の片隅でひっそりと行政書士事務所を開業中。  主な業務は、許認可関連、遺言状作成です。

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