金. 4月 3rd, 2026
みなさんはヴィーガンといういう思想をご存じだろうか?

ヴィーガンというのは動物性由来のものを一切口にしないという考え方である。動物性由来ということは単に肉や魚を食べないということではない。乳製品、卵も食べることが出来ないのだ。

ヴィーガンの女性の産んだ乳幼児が『餓死』したというニュースがあった。日本ではなく海外のニュースではあったが、非常に痛ましいニュースだった。

この餓死というのは、単に貧困故に食べれなかったというわけではもちろんない。ヴィーガンの母親がヴィーガン食しか与えなかったため栄養失調になってしまい、亡くなったのだ。

どんな趣味趣向を持とうが、どのような信念を持とうがその人の自由というものだ。だが、それは大人であることが前提であると思う。

乳幼児にヴィーガン食だけを与えていて、餓死したということはヴィーガン食というのは果たして健康に良いのだろうか?明らかに栄養が足りていないという証拠ではないのか?

ちなみにこの母親は『終身刑』となった。おそらく虐待という判断が……いや、殺人という判断がされたのだろう。

ヴィーガンは未成年者には認めないという法律を作った方が良いのではないだろうか?

これは自由権を侵害する行為であり、認められないという反論があるのは容易に想像が出来るのだが、反論をする人は『タバコ』『飲酒』を考えて欲しい。未成年者には『タバコ』『飲酒』が認められていない。

これは即座に理由を言えるだろう。

それは『健康に悪いから』だ。

日本の制度では自由が保障されており、個人も最大限尊重されているのはご存じの通りだ。だが、それは自傷行為のような明らかに自分を痛めつけるような行為を認めるものではないのだ。こういう考え方を『パターナリズム』という。

つまり、『タバコ』『飲酒』のように未成年者の年齢で摂取すれば健全な成長を阻害することは明らかなのだからそれを禁止することは何も自由権を侵害するというものではないのである。

さて、ヴィーガン食だけを子どもに食べさせていれば餓死したという話、ヴィーガン食を未成年者に対して規制することは『パターナリズム』の観点から考えれば決して自由権を侵害するものではない。

増しては乳幼児などは自分の意思でヴィーガン食をとっているのではなく、親の意思に基づいてとっているのだ。今後、ヴィーガンの家庭では子どもにヴィーガン食だけをとらせるのは規制した方がよいと心から思う。

おそらくヴィーガンの母親もこんなことになるとは思っていなかっただろう。良かれと思ったのだろう。だが、その『良かれ』がこの悲劇を生んだことを考えると少しばかり真剣に議論する段階に来ているのではないか?

私はそう思っている。

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By 福川 要

 2021年6月に宮崎県の片隅でひっそりと行政書士事務所を開業中。  主な業務は、許認可関連、遺言状作成です。

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