金. 4月 3rd, 2026
俳優の香川照之さんが数年前に銀座のクラブで従業員にセクハラをした件がネット界隈で有名になっている。

すでに香川照之さんとセクハラの被害者の方の間では示談が成立しており、少なくとも法的には香川照之さんは問題はないと私は判断している。誤解しないで欲しいのはセクハラを擁護しているわけでは無い。そこではなく、示談が成立している以上、香川照之さんとその被害者との間には法的な紛争は『解決』しているということだ。

ということはこのセクハラ事件をもって、被害者が紛争の蒸し返しをすることはできない。

ではなぜ、今回そのセクハラで香川照之さんがここまで追い詰められているのか?

実はこのセクハラの被害者が訴えたのは香川照之さんではなく、店の経営者だ。推測でしかないので申し訳ないが経営者として従業員を守らなかったということにたいする義務違反をいう感じだと思う。
いずれにせよ香川照之さんはこの訴訟に対して直接関係は無い(間接的なものはあるが法的には終結済み)。

『原告:従業員、被告:経営者』という位置づけであるが、この訴えるきっかけとなった事件が『香川照之さんのセクハラ、パワハラ』という話なのだ。

しかし、示談済みであっても『香川照之さんがセクハラをしたという』事実が知れ渡ってしまったことが大問題になったわけだ。

当然だが、芸能人というのは『好感度』というものがとてつもなく重要視される。

だからこそ芸能人の不祥事というものはものすごく問題になるのである。

繰り返して言うが、香川照之さんとセクハラ被害者の間で示談が成立しているいじょう、法的に何の問題はない。今回、裁判に訴えられたのは経営者であり、香川照之さんではない。

だが、この裁判で一番の被害を受けたのは間違いなく香川照之さんだろう。

さて、法的に問題はなくてもそれでは済まない事があるのだ。

これは芸能人などの人気商売に携わっていることは『示談』ということに関わっている段階で致命傷となる事を示している。

だが、これは有名人だけの話では無いかも知れない。『示談が成立した』といったところで、内容次第では『こいつはこういうことをする奴』となってしまえば、クビになる可能性もある。

示談というのは確かに法的には終わりというものであるが、それ以外で被害を被ることになるのだ。

今回の香川照之さんの件(実際はとばっちりとも言える)を見て、有名人だからとかで考えるのでは無く。加害行為は後々面倒な事になるため、やらない方が絶対に良いと言うことを知っておいて欲しい。

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By 福川 要

 2021年6月に宮崎県の片隅でひっそりと行政書士事務所を開業中。  主な業務は、許認可関連、遺言状作成です。

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