さて、個人的なことではあるのだが、私は行政書士である。
行政書士に限らず、士業に依頼する際にあらかじめ用意してほしいものがある。
それは『実印』と『印鑑証明』である。
その理由は『委任状』に実印が必要であるからだ。最近の行政改革で『印鑑を減らす』という流れになっているのはもちろん知っている。
知ってはいるが、私はあえて実印と印鑑証明を求めたいと思っている。
確かに一見、実印の押印をしなければならないというのは『面倒臭い』という感情が先立つことだろう。だが、その面倒という行為は意外とセキュリティの向上に直結していることを忘れてはならないのだ。
おっと、話がずれた。
士業の先生によっては実印、印鑑証明を必要としないことを主張するかもしれない。だが、実印、印鑑証明を委任状に押印することで行政機関からのツッコミを恐れる必要がなくなるのだ。これは士業の先生にとってはものすごく動きやすい状況を作ることになる。
もちろん、費用がいくらかかるかわからないという状況があるので、その場では委任状に実印を押すのは躊躇うかもしれない。だが、よほどお急ぎの時には前もって実印と印鑑証明を用意しておくと、スムーズに物事が進むのは間違いない。
結局はその辺りは状況次第であるのだろうが、『すぐ』動いてほしいというのならば、実印と印鑑証明をあらかじめ用意しておくことをお勧めしたい。